“産後脱毛症”っていったい何!?6つの有効な対策はコレ!

考える女性

初めての出産を終えた人の中には「産後脱毛症」を知らずに抜け毛が突然「ドッ」と増えだすことにびっくりする人も少なくはないようです。

結論を先に言ってしまうと産後脱毛症は「誰にでも起こる可能性はあり、特に病院で治療を受ける必要もなく自然に治まる脱毛」です。(~症と言えば病気のように思えますが、病気ではありません。)

それでも症状の出方は人それぞれで、しっかりと対策をすれば軽く済ませることもできます

そのためにしたい対策は6つ挙げられます。

産後、赤ちゃんのお世話で大変な時に全てを見直すのは簡単ではありませんが、今日できることから始めていきたいですね。

妊娠して髪や体毛が増えたと感じる原因とは?

抜け毛の原因を聞いて驚いている女性

2大女性ホルモンと言われている「エストロゲン」と「プロゲステロン」があります。

思春期頃から両方とも分泌量が増えだし、女性らしい丸みのある身体を作る役割、排卵させて妊娠しやすくする役割、そして妊娠すると妊娠を継続させる役割があるなど、女性にとっては大切な役割のあるものです。

そしてこの2種類は妊娠すると出産するまで少しずつ分泌量が増えていきます

特にエストロゲンには髪や体毛を太くする役割があるので、妊娠すると「髪や体毛が濃くなった」と感じるのもこれが原因なんですね。

産後の抜け毛が起こる原因とは?

抜け毛について考えている女性

妊娠して分泌量が増えた2つの女性ホルモンはお腹の赤ちゃんを成長させるために使われますが、産後になると必要がなくなるので急激に分泌量が減少し始めます

まずエストロゲンは妊娠中に卵巣から多く分泌されると胎盤に蓄積され、産後に胎盤と一緒に大量に排出されてしまいます。

上でも説明したように髪の成長に関係するエストロゲンの分泌量が減少することで「産後脱毛症(“分娩後脱毛症”などとも言われています。)」が起こるのです。

そしてプロゲステロンは胎盤ができた頃には卵巣と胎盤の両方から分泌されます。

妊娠中は体内に存在し続けますが、産後は徐々にその量が少なくなって産後3か月頃には分泌量がゼロになり、体内の量が急に少なくなってしまいます。(そして排卵後に卵巣から分泌が再開します。)

プロゲステロンには髪の生え変わりを促進する作用があるため、いつまでも新しい毛が生えてこなくなるのです。

ちょうど産後3か月頃に産後脱毛症のピークを迎える人が多く、また乱れた女性ホルモンのバランスが妊娠する前の一定に戻るまでに半年から一年ほどかかるため、この頃には抜け毛も落ち着いてくる人が多いのも納得できますね。

産後脱毛症に関するQ&A

質の良い睡眠について考える主婦

産後の女性が絶対に起こるもの?

産後脱毛症は経産婦の7割初産婦の人でも5割以上の人が経験したというデータがあります。つまり全くなかったという人もいます。

初産婦と経産婦のどちらが症状がひどいの?

初産婦は「発症した時の症状は軽くても初めての子育てでストレスを感じてしまい症状が悪化する」、そして経産婦は「一人目の時のダメージが治まらないまま妊娠してしまうと症状がひどくなる」など様々なうわさがありますが、とにかく個人差があるということですね。

いつ頃から発症していつ頃治まるの?

「妊娠してすぐに髪が抜けだしてピークが3か月頃」という人から半年程度たって抜け毛が「気になり始めた」という人まで様々です。

また治った(抜け毛が治まった)という時期は「半年程度」から長い人では2年近くかかったという人までいます。

本来であれば半年から長くても1年程度で自然に治まるものなので、長くなると他の原因も重なっている可能性がありますね。

症状がひどい人はどれくらいまでになった?

症状が軽い人は「そう言えば普段よりはちょっと抜け毛の量が多いかな」という程度ですが、ひどくなるとシャンプーをした後の排水溝の入り口が抜け毛で真っ黒になってしまったり、頭皮の何か所かが透けて見えてしまったり、全体の半分ほどの本数が抜けてしまう人もあるようです。

更に薄毛の部分と髪のある部分がはっきりと分かる男性に多い脱毛症(AGA)と比べると、脱毛部分と髪が生えている部分がはっきりしないのも特徴的です。

産後脱毛症をひどくさせないためにしたい対策

お得な情報について説明する女性

上でも説明したように産後脱毛症は自然に治るものです。基本的には病院で治療を受ける必要もなく、自然に回復するのを待つ方がいいといわれています。

それでもできるだけ早く改善させるためには下記のような対策をしていきたいですね。

① 食生活の見直し

和食

産後の身体は栄養が足りていない状態です。

更に授乳をしている人は1日に800kcalほども消費していると言われています。 これはジョギングを1時間以上しなければならず、かなりのカロリー消費量になりますね。

「母乳ダイエット」という言葉があるのはこれに由来しているのかもしれません。だからこそ、産後の女性はバランスのとれた食事を1日3食とることを心掛けなければいけません。

成人女性が1日に必要なカロリーは1800~2200kcalほど、授乳をしている人は更に600kcal程多くとらなければならず、これは肉体労働をしている男性よりも多くのカロリーが必要なのです。

髪のダメージを回復したり、新しい髪を作るのに必要な栄養や、食事で摂取した栄養を頭皮まで運ぶ「血液」を作るのも食事から摂取する栄養の役目です。

産後太りを解消するための「食事をとらないダイエット」なんて、薄毛をさらにひどくさせる原因になってしまうので絶対に止めましょう。

② 運動をする

楽しそうにラジオ体操をする夫婦

赤ちゃんのお世話で運動不足が溜まっていることを自覚しているママは多いようですが、それでも実際には外に出て運動する時間がないのも無理はありません。

運動不足が溜まれば一番高い位置にある頭皮の血流はすぐに悪くなってしまいますが「運動する=全身の筋肉を動かす」ことで、全身の血流がよくなって髪にも栄養が行き渡るのです。

産後なまった体で急に激しい運動をするのは、怪我の原因にもなるのでよくありません。

激しい運動をする必要はなく、例えばちゃんをベビーカーに乗せたり抱っこヒモで散歩をしたり、赤ちゃんを抱っこしてスクワットをする運動は下半身痩せの効果が期待できます。 できるだけ毎日できる運動を行うことが大切です。

③ 睡眠をしっかりととる

睡眠

出産を終えたその日から睡眠をしっかりととることができなくなりますよね。

それでも出産による身体や髪が受けたダメージは食事と同様に「睡眠」が回復してくれるもので、寝ている時間に新しい髪も生えてくるのです。

赤ちゃんが寝ている時には一緒に寝て、1日に7時間程度は睡眠時間を確保できるのが理想です。

④ ストレスを溜めない

赤ちゃんとお母さん

特に初産婦は慣れない育児のストレスや、抜け毛が治まらないストレスが重なって、いつまでも抜け毛が治まらないということもあるのです。

ストレスは自律神経の働きを乱れさせ、これが全身の血流を悪くさせたり、頭皮に皮脂を多く分泌させる原因になるのですね。

産後脱毛症に合わせて円形脱毛症を発症してしまったり「産後うつ」の状態になる人もいます。

ストレスを溜めないために一番に協力を仰ぐべきなのは旦那さんや同居の家族ですが「旦那さんが育児に協力的でない」という悩みも聞かれます。

最近では行政の子育て支援サービスも充実していきていますので、遠慮をせずに利用しましょう。 あとは「考えすぎない」ことも重要ですよ。

⑤ 育毛剤を使う

育毛剤

産後脱毛症は対策をしなくても自然に治るものですが、育毛剤を使えば更に早く改善できる可能性があります。

注意すべきことは市販されている育毛剤ならなんでもいいのではなく「産後脱毛症に使える育毛剤」を選ぶことです。

特にインターネットの通信販売ではこのような商品がいくつも販売されていて、産後のデリケートな肌にも副作用の心配がほとんどなく、万が一なにか副作用があっても返金制度も用意されています。

ちなみに市販されている男性用育毛剤で女性が使えるものがいくつかありますが、妊娠中や授乳中の女性が使うことによるママや赤ちゃんへの悪影響がわかっていない成分(例:ミノキシジルやフィナステリドなど)を含む育毛剤は使ってはいけないことになっています。

育毛剤は1本(1~2か月分)が1万円近くまでするものがいくつかあります。それでも産後脱毛症が落ちつくまでの期間は使っていきたいですね。

⑥ 産後に使うシャンプーを見直す

ボトル

産後はゆっくりとお風呂に入る時間もないかもしれませんが、入浴時に行うシャンプーだけが傷んだ髪をしっかりとケアできる絶好の機会です。

まずは産後に使うシャンプーを「妊娠する前と同じ、特に含まれている成分を気にせずに選んだもの」という人はもしかすると成分表に「硫酸」や「石鹸」という文字を含む、洗浄力の強すぎる成分が含まれている可能性があります。

頭皮(お肌)は上でも説明したエストロゲンの分泌量が減少すると、お肌を保湿する役割のあるコラーゲンやヒアルロン酸といった成分も減少してしまうのです。

つまり産後のお肌はただでさえ乾燥しやすい状態です。 これに加えて洗浄力の強すぎるシャンプーで洗うと頭皮を保湿する役割のある「皮脂」をとりすぎてしまうのです。

できれば「ココイルグルタミン酸」「メチルアラニン」などのアミノ酸系の洗浄成分を含むシャンプー(もしくはボトルに“アミノ酸系成分入り“などと書かれているはずです)であれば、頭皮の汚れを十分に落とせても皮脂は適量に保ってくれます

市販されているシャンプーの中ではちょっと値段が高くなりますが、抜け毛が落ち着くまででも使っていきたいですね。


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